企業の規模などにもよるけれども、100名以上の従業員を持つ会社の多くがリゾート地などに保養所を完備していて、従業員はそれを使うときには総務部などに申し出ることで通常よりも安い料金で宿泊や食事を楽しむことができるようになっています。会社専用の施設の場合もありますし、特定の宿泊施設と契約を結び従業員の宿泊施設として提供しているケースもあるなど様々です。この場合、自社が自ら契約可能な宿泊施設を見つけなければならない、契約も自社の担当者を決めて行うなど意外と労力を使う作業になりがちです。福利厚生代行サービスは、このような手続きを全てを代行する専門の会社であり、最近の福利厚生は代行会社のサービスを活用するシーンが多くなっているようです。
なお、福利厚生代行サービス会社がパッケージプランも用意しているのですが、これは旅行会社などが事前に用意しているパッケージツアーと同じようなものだと考えると良いでしょうか。色々な福利厚生サービスがパッケージ化されていて、いくつかのランク分けになっている、利用したい企業は自社のニーズに合うコースを選択して契約を交わす形になり、従業員は会社が選択したパッケージプラン内にある使いたいものを選択できる、このような仕組みになっています。費用は、会員定額制になっていて従業員1人あたりの月額単位になっているので、予算などから絞り込むことで毎月の支払額を計算するときなど便利ではないでしょうか。