日頃から利用できる健康経営サービス

1999年から、日本国内では厚生労働省の指導のもとで医薬分業がスタートしました。以前であれば病院内で処方をされたお薬を受け取れましたが、現在では院外処方が基本となっています。これは治療をメインとする医師の業務と、薬の扱いに長けている薬剤師の業務を分けることで、今まで以上に手厚いケアを患者に施すことを実現するためです。この分業化以降、街中では多くの調剤薬局が誕生するに至りました。

調剤薬局は健康経営サービスという位置づけとなっており、薬の処方以外のサービスも実施をされています。ここでは簡単に調剤薬局における健康経営に特化したサービスを見ていくことにしましょう。調剤薬局の入り口を見ると、「健康サポートセンター」という看板が掲げられているのが目に留まります。これは2015年からスタートした新しい増進運動のひとつで、訪れる方の血圧測定や血糖値の管理、常備薬のチェックなどをおこなわれます。

健康経営というのは、顧客に対して何かしらの健康管理を担っている施設という意味を持った言葉です。2021年現在、全国には50万件もの薬局があります。そのうちの約30万件が厚労省より健康経営サービス施設という認可を受けていて、利用者のケアに当たられているわけです。この認可を得ることで、経営費用の補助を受け取れるのがポイントです。

健康経営サービスは、今後も国内で多くの需要があるものとなり、さらに色んなスタイルが確立されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*