2010年に政府は、人生100年時代が到来したことを正式に表明しました。1960年代は国民の平均寿命は約72歳でしたが、2021年現在は89歳となっています。世界各国のなかでも日本は長寿大国と言われており、2025年には人口の約半数が65歳以上となることが試算で明らかとなりました。昨今では高齢者向け健康経営サービスが数多く登場しており、需要が高まっていることが伺えます。
そこでここでは、今現在注目を成されている高齢者向け健康経営サービスについて、簡単にご紹介をしていきましょう。それはデイケアーセンターです。ここでは基本的に通所スタイルとなっており、まだ介護を必要としない方が利用をなされるところです。健康経営サービスのなかでは、増進施設と呼ばれるのがデイケアーです。
どのようなことをする場所かというと、簡単な運動の指導にはじまり、持病を持っている方の健康管理・内服薬の確認などとなっています。また施設によっては入浴や食事サービスもあるため、ここで1日過ごす方も多い傾向です。年齢を重ねると、自然と対人関係が希薄となります。自宅でひとりで過ごすと認知症を発症するリスクが高まり、さらには予期せぬ事故が起こる可能性もあります。
デイケアーセンターに通うことで対人関係を持つことができ、入浴や食事の介助を受けられることで、安全な生活を送ることが可能です。今後も需要のある業界のサービスで、健康経営をする方も増えるでしょう。